アラフォーで大人の発達障害と診断された僕の奮闘記

38歳で大人の発達障害と判明したアラフォー・ゲイです。定型発達の人とはちょっと違う、僕にとっては普通の日常を綴っていきます。現在は犬のエルモ、うさぎの福ちゃんと暮らしてます。

ケンキチは本日もヨメちゃんに注意されて落ち込んだ ~大人の発達障害~

僕は大人の発達障害

ブログタイトルにある通り、僕は大人の発達障害です。詳しく書くと、注意欠陥・多動症ADHD)と自閉症スペクトラムASD)が混じっています。自閉症スペクトラムアスペルガー症候群とも言われていて、この単語を見聞きしたことがある人も多いのではないでしょうか。

大人の発達障害と分かったきっかけ

僕は16年間を共に過ごした元パートナーと別れ、そのショックでほとんど食べることができなくなり精神科を受診しました。そしてカウンセリングを重ねていくうちに、先生からある日「ケンキチさんは発達障害です」と診断されたのです。

大人の発達障害について勉強した今なら、僕が大人の発達障害の見本のようなタイプだと分かるのですが、大人の発達障害について全く知識のなかった当時は先生が何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。子供の頃から「天然」とか「変わっている」と言われてはいたものの、内心では周りの人間がおかしいと勘違いしていたからです。母親も思うことがあったようで精神科への受診を何度も勧められましたが、「僕は普通だ」と言って聞く耳を持ちませんでした。

僕は気分にムラがある

大人の発達障害の症状は人によって様々ですが、僕の場合、「気分のムラ」が症状の一つとしてあげられます。感情の起伏が一般的な人より激しく、ほんの小さなきっかけで落ち込んでしまいます。何がきっかけになるか自分でも分からず、これが友達や恋人との良好な関係を保つ上で大きな障害となってきたと理解しています。

今日は完ぺきな一日で終わるはずだったのに

さて、今日はパーフェクトな一日になるはずでした。朝から愛犬エルモの散歩をし、ネザーランドドワーフの福ちゃんの世話、少しだけれど部屋の片づけ、アイロンがけ、食器洗い、整理用品を買うために100円ショップに行き、その後ヨメちゃんの好きな唐揚げを購入。僕としてはいつも以上に充実した休日を過ごしたつもりでした。

最後に良かれと思ってした洗濯がアダとなる

ところが、夕方になって洗濯をしていないことに気づいたのがまずかった。慌てて洗濯機を回したため、「散歩後のエルモの足を拭いたタオルは手洗いし、ネットに入れて洗濯する」というヨメちゃんとの約束を忘れてネットに入れず洗ってしまったのです。そしてタイミング悪く、仕事から戻ったヨメちゃんに気付かれ注意されてしまいました。

ヨメちゃんがフォローしてくれるものの気持ちがダウン

一日中色々なことを頑張ってヨメちゃんから褒められると気分が高揚していた分、一気に落ち込んでしまいました。その様子を見て、慣れているヨメちゃんが「怒っているわけじゃないよ」「次から気を付けてくれれば良いだけだから」と優しくフォローしてはくれたものの後の祭り。僕が悪いと分かってはいても、悲しくてしばらく何もできなくなってしまいました。時間はかかりましたが大好きなエルモに慰めてもらいなんとか復活。今後は洗濯の仕方で注意されないよう気を付けようと固く心に決めたのです。

ずっと支えになってくれてきたエルモ

ずっと支えになってくれてきたエルモ

おわりに

発達障害は人によって症状が本当にバラバラです。そして症状自体は基本的に発達障害特有という訳ではないため、例えば「私だって気分にムラがあるし、ただの甘えじゃない?」「そんなこと誰にだってあるよ」などと言われ理解されにくいという現実があります。このブログでは、大人の発達障害について理解を深めてもらうため、症状や僕の体験などを紹介していきたいと思っています。

おまけ画像

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